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和傘パフォーマンス

和傘は、よさこい演舞を彩る代表的な小道具です。
ふだんは舞台を背景から支え、作品全体に奥行きと迫力をもたらしますが、
アクロバットなどのダイナミックな動きと組み合わせて振ることで、
一瞬にして主役へと躍り出ます。

さらに、和傘だけを使った新しいパフォーマンスのスタイルも現在模索中。
伝統と革新が交わることで、よさこいの表現世界はますます広がっています。

和傘について

およそ1,500年の歴史をもつと言われ、
現在も一本一本が手作業で仕上げられます。
細く削った竹を束ね、手漉き和紙を張り、柿渋や漆・植物油で防水を施すまでに必要な工程は数十以上。
完成までに何週間、時には数か月を要することさえある精緻な工芸品です。
丈夫で日常使い向きの「番傘」、京の芸妓に愛される華やかな「蛇の目傘」、日差しをよける「日傘」など用途によって姿を変えてきました。
近年は観光地の装飾や写真撮影小道具としても人気が高まり、舞台演出やよさこい演舞でダイナミックに振られる姿は、伝統とモダンが交差する新たな魅力を放っています。

私たちは、この“動く工芸品”をさらに進化させ、和傘そのものを主役とするパフォーマンスを創造したいと考えています。匠の手が宿る美しい傘が、光と音、そしてアクロバティックなダンスと融合した瞬間――そこには過去から未来へ受け継がれる、日本文化の新しい物語が立ち上がるはずです。

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