空-くう-

重ね衣裳が桜を象徴するのに対し、「空（くう）」衣裳は桜の美しさを引き立てる無彩色の空間を表現しています。鮮やかな桜が際立つ虚空を象徴し、鮮やかなコントラストを生み出しています。

空衣裳の特徴の一つは、左袖を取り外して着用することです。このデザインにより、踊り手の動きや振り付けによって、白を基調としたフォーメーションと黒を基調としたフォーメーションが交互に現れます。このダイナミックな色彩の相互作用は、パフォーマンスに深みと視覚的なインパクトを与え、コントラストと調和の真髄を体現しています。